DREAM TO THE ELECTRON.

電子への夢

我が社の現工場が完成し、プリント基板製作の本格的なスタートを切った1984年11月、イギリスで作られた1本の映画公開されました。デスクトップ・コンピュータが人格を持ち、美人チェリストに恋をするという奇抜なストーリーの「エレクトリック・ドリーム」。チェロを練習する女性のフレーズにコンピューター自身が音を重ね、インタープレイしてくる印象的なワンシーンは、まさに電気の夢であり、当時は実現不可能でしたが、システムや半導体の開発が進み、現在では極めて現実的なこととなりました。
日進月歩といわれるエレクトロニクスの世界、その基本となるプリント基板の開発は、大牟田電子工業の使命です。細かく小さいけれど、大きな未来へと続く道「電子回路」。そこには設備の高効率化、コストダウン化をはじめとするお客様の期待があります。1984年当時は電気仕掛けと思われていたコンピューターの物語も、今タイトルをつけると、エレクトロニックドリーム（電子の夢）でしょう。そして我が社では「電子の夢」夢を追いかけるストーリーは、これからも、ずっと続いていきます。